美容コラム
梅雨時期の肌トラブルに必見のスキンケア方法☆
2018-06-06
フェイシャルエステに来られるお客様の中でも、梅雨時期に多くなるお肌のお悩み。
ファンデーションの崩れや毛穴の開き、思わぬ吹き出物・・・
それらを放置して、梅雨明けから夏を迎えると、紫外線ダメージを一気に受け、更なる肌トラブルへと繋がります。
梅雨は、ジトジトして湿度は高い気がしますが、実は肌の奥は乾燥状態にあることから様々なトラブルが出現します。
そこで、今回は梅雨時期に必見のスキンケア方法について書かせて頂きます^ ^!
目次
梅雨時期に多い肌トラブルとは?
代表的な梅雨時期に多い肌トラブル BEST3をまとめてみました。
①毛穴の開き
気温が上昇し、湿度が上がる事で皮脂分泌が活発になり、毛穴が開きやすくなります。
また、汗をかきやすい時期にもなりますが、肌の汗腺が湿気によって覆われてしまうことで、汗がスムーズに肌から蒸発しにくくなり、肌の表面に残りやすくなります。
こういったことから、毛穴の開きに留まらず、毛穴汚れにも繋がっていきます。
更には、湿度が上がる事でエアコンの使用も増え、それに加えて汗と共に肌の水分が蒸発し、インナードライ(表面は油分で覆われて、肌の奥は乾燥してる)状態になります。
肌が乾燥する事で毛穴の開きも更に加速していきます。
②ファンデーション崩れ
皮脂分泌が過剰になり、毛穴が開くと当然気になるのがファンデーション崩れ。
せっかく化粧して出掛けても、雨の中移動して、目的地に着く頃には化粧が崩れてる・・・
なんて事があれば悲しいですよね。
肌が乾燥すると、肌のpH値を調整するため、余分な油分が表面に浮き上がります。
ですので、梅雨時期こそ肌をしっかり保湿する事が大切になってきます。
③吹き出物
表面の皮脂にアクネ菌が繁殖することでニキビや吹き出物が出やすくなります。
皮脂はアクネ菌の大好物なエサでもありますので、皮脂分泌量が増えることで繁殖しやすくなります。
また、汗をかくことで普段は弱酸性に保たれている肌表面のpH値がアルカリ性に傾いていきます。
アルカリ性に傾く事で、肌本来の殺菌力が落ち、菌が増えやすくなるのです。
梅雨肌を一気に解決!スキンケア方法☆
では、どうしたら梅雨時期の肌トラブルを防ぐ事が出来るのか、ご自宅でも出来るスキンケア方法をお伝えします♪
ローションパック
梅雨時期に一番必要な事は、肌に水分を与える事です。
大きめのコットンを薬局などで売っている「精製水」で湿らせ、軽く掌で挟むようにして絞ります。
その上からコットンの裏に透けるくらいヒタヒタに化粧水をつけます。
コットンを二枚に裂き、ケバケバしてない方を肌につけてパックします。
夜に限らず、朝の5分するだけでも化粧ノリが変わってきますよ^^
収れん化粧水の使用
毛穴が開き易いこの時期は、一般的な化粧水ではなく、「収れん化粧水」の使用をオススメします。
一般的な化粧水は、肌を保湿してキメを整えるという役割がありますが、この収れん化粧水は、肌に潤いを閉じ込めて毛穴を引き締める役割が期待出来ます。
ビタミンC誘導体やクエン酸などの有機酸、植物抽出エキス配合の物がオススメです。
但し、肌荒れしている方や極度の敏感肌の方は過敏に反応してしまう事があるので、必ずパッチテストをしてからご使用下さい☆
正しい洗顔と泥パック
皮脂分泌量が多い時ほど見直すべきは洗顔です。
丁寧に優しいクレンジングと泡洗顔。
温度が高過ぎると乾燥の原因にもなりますので、35度くらいのぬるま湯で行いましょう。
泡を顔につける前の予洗いで皮脂をしっかり浮かすことで、洗顔での負担も軽減しながら汚れを落ちやすくしていきます。
毛穴が開き易い時期ですので、最後は冷水で冷やす事で毛穴の引き締め効果も期待できます♪
また、週に1~2回の泥パックの使用もオススメです。
ミネラルでしっかり肌に栄養を与えながら、毛穴の奥の汚れを吸着してディープクレンジングしていきます。
定期的に行うことで毛穴汚れや古い角質を取り除いてくれますので、過剰な皮脂分泌にも効果的です。
最後に
今回は梅雨時期に多い肌トラブルについて書かせて頂きました^ ^
普段と湿度や温度など環境が違う時期からこそ、その時期に合わせたスキンケアをする必要性があります。
梅雨になると肌がデリケートになり、気分も塞ぎがちになりやすいからこそ、正しいケアを行なって、お肌も気分も晴れやかに過ごしたいですね♪
サロンでは随時、スキンケア指導もさせて頂いてますので、今回の記事を参考にして頂き、是非ご自宅でも実践してみて下さいね^^
♡この記事を書いた人♡
草津フェイシャルエステサロン「la vie Rire ラヴィリール」代表 rei
◆経歴
化粧品会社、メイク、アパレル業界、大手エステサロンの勤務経験を経て、今まで10年間で5,000人以上の女性を担当。
多角的な観点から、その人その人に合わせて行うエステの技術は40代の女性を中心に定評を得ている。
◆保有資格
・日本エステティック協会 認定フェイシャルエステティシャン
・日本化粧品協会 化粧品検定1級
・日本ダイエット健康協会 ダイエットアドバイザー1級
・台湾美容技芸発展協会 刮痧技術修了
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